ー悲しいことがあっても、ガスターの話を聞けばもう大丈夫ー
むかしむかし世界のどこかに、それはそれは小さな国がありました。
その国にはガスターというコメディアンがいました。
みんなガスターの話が大好きでした。
辛いときや悲しいときもガスターの話を聞けば元気になれるからです。
ガスターはみんなから愛されていました。
多くの人を笑わせ続けたガスター、そんな彼にはずっと考えていることがありました。
ごはんを食べているときも、誰かと話しているときも、彼が考えていることはただ一つ
ーどうしてみんな笑ってるんだろう?ー